ここ数年、何かと騒がれているストーカーですが、これは立派な犯罪であり、2000年の11月、ストーカー行為等の規制等に関する法律として議員立法され通称をストーカー規制法として広く知られています。
とはいえ、警察などの対策が十分ではなく、ニュースで報道されるのは被害に遇った後の情報ばかりです。
結局は警察などに助けを求めたとしても、警備などに人員を割くのは難しく、24時間体制で監視をするというわけにもいかず、大っぴらに動けないのが実状です。
その内容としてはつきまといや待ち伏せ、執拗なメールに脅迫めいた文言、無言電話や自分の私生活をのぞき見していることを窺わせるような電話もあります。
それぞれのストーカー行為に対してさまざまな対策を立て、防犯することが大切となるのですが、あまり派手に動き過ぎると相手も警戒してきますし邪魔をしてくることも考えられます。
警察は後手に回るしかできない、しかし確たる証拠を突きつけ、自分に会わないようにすることは一応可能ではあります。
しかし、例え逮捕されたとしても出所した時にはまた同じことを繰り返す可能性も十分考えられ、逮捕されたからといって安心してばかりもいられません。
ストーカー対抗策
やはり、常に万全の対策を立てる必要があり、その為にも各種の防犯設備などを充実させていくことが求められます。
防犯カメラの設置はいうまでもなく、室内への侵入を防ぐ為の二重窓や玄関の鍵の厳重化、電話はナンバーディスプレイ機能付きにし不審な番号を控えたりするなども必要です。
また送り主の不明な届け物などはその場で受け取りを拒否し、開封せずに送り返しましょう。
他にも防犯ブザーを持ち歩く、簡易的なスタンガンを持つなど相手のストーカー行為のレベルに合わせてこちらの防犯のレベルを上げていくことが大切です。
過度な防犯は自分の生活をがんじがらめにしてしまいますが、自分の身を守る為にも適度な防犯、ストーカー対策を講じていきましょう!